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創業57年 きれいにするのは衣類だけじゃない!
今日、アパレルメーカーに電話をしました

お客さんから、お預かりした婦人ジャケットの飾りボタンのことについてです

洋服の中で、飾りボタンって、すっごく怖いんですよね
どう、怖いかというと、破損しないかヒヤヒヤしてるんですよね

だって、そうでしょ?見た目は、いいけど
洗うとなると、やっぱり力が加わりますからね
はっきりいって、どうなるかわからないんです

だから、うちでは、そういった危ないボタンには
ボタンをガードするように銀紙でくるんだり
クッションを取り付けたりするんですね

そのうえ、ネットに個別に入れて洗うんですよ
ネットは、もし、ボタンを取り付けている糸が弱くて
取れてしまった場合、紛失を防ぐということと
ネット自体がクッション役を果たしてくれることからなんですね

そんな気を使ってまで洗うんですが
それでも、100%安心というわけではありません

今日、メーカーに電話したのは、婦人ジャケットの飾りボタンの
塗装が、はげてしまったからんなです

そのボタンは、ちょうど、花をイメージした感じで
花びらの部分が、布でくるんだ平らな形をしていて
その中央に、真珠を半分にしたような大きな飾りが乗っかってる
というモノなんですね

今回も、もちろん、ボタン全体をガードして洗ったのですよ
それなのに、中央のシルバーの塗装がはげてしまったんです

以前にも、真珠のようなボタンの表面の塗装がはげて
メーカーに連絡したら、即、交換してくれたことがあるので
今回も、メーカーに電話をいれてみたんです

そしたらですね

今日、書きたかったのはですね

そのメーカーの対応のすばらしさなんですね

そのメーカーの本社に電話して、
カスタマーサポートセンター専用の電話を聞き
直接電話したんですよ

まず、私がクリーニング屋であることを告げた瞬間
電話対応した女性は
「いつも、お世話になってます」
って言ったんです

私も、けっこうメーカーには直接電話しちゃうほうなんですが
お世話になってますって、いきなり言うメーカーは初めてです

社交辞令のあいさつなのかもしれませんが
言われた感じは、とってもいい感じですよね

そのあとの対応もすばらしい。
まず、メーカーからあらためて電話をいれるとのことです
普通、待たされるんですよ
保留のメロディが流れると、どんなにこちらが忙しくても
電話を切ることができませんからね

それかれですね
こちらの営業時間と定休日を聞いたんですね
これって、当たり前のことだけど
ここまで、ちゃんと聞かれるとうれしいですね

そして、今日の夕方
今度は、そのジャケットのブランド担当の男性から
電話があり、状況を話しました

そのボタンの塗装の強度に疑問があるとうことなので
メーカーに送ってほしいとうことになったんです

お昼に電話して、折り返しの電話が夕方になったのは
その間に、いろいろ調べていたみたいなんですよね
その服の製造年月日とか、ボタンの発注先とか
その時の担当とか・・・

それで、今日、電話しておかないと
明日、明後日が土・日だから
あいだがあいてしまうから、調べきっていなのに
電話をしたとうことなんですね

大手のアパレルメーカーでも
ここまで、きめ細かい対応ができるんだと
本当に感心しました

どんなに巨大な会社でも
最初に出た女性、次に電話をしてきた男性
このふたりによって、その会社の評価が決まってしまうんですね

ほんとうに電話してよかったと思える電話対応でした。
勉強になりました。感謝。

【2008/06/20 23:11】 | クリーニング
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てっちゃん!
これは素晴らしい対応ですね! グッジョブです。見習わなくてはなりません。

問い合わせて来た人の気持ちを考えて、出来る限り不安にさせない配慮をすることが大切ですね。

ありがとうございました!

てっちゃん、ありがとう
マスター石井
いつも、コメントありがとうです

ちょっとした、電話対応のの違いで
メーカーへの印象がこれだけ違うということを
私たち商人は肝に銘じないといけないですよね

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